研究領域 | 「当事者化」人間行動科学:相互作用する個体脳と世界の法則性と物語性の理解 |
研究課題/領域番号 |
24H00916
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) |
研究代表者 |
和田 真 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (20407331)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 個性 / 多感覚統合 / 意識 / 自閉スペクトラム症 / 発達障害 |
研究開始時の研究の概要 |
自閉スペクトラム症者は、深刻な感覚・認知の問題を有することが知られている一方、その背景には、多様な感覚・認知の個性の存在が示唆されている。これまでの研究から、ASD者は、感覚知覚に関して事前経験の影響を受けにくく、感覚信号が外部空間よりも自己身体の影響を受けやすい傾向を有することがわかった。また過敏を生じさせやすい鋭敏さを有する可能性も示唆された。一方、定型発達者の中にも、感覚過敏など感覚・認知の問題を有するものが一定程度存在することもわかってきた。本研究では、発達障害等の当事者を含む研究チームにより、感覚・認知の個性を明らかにし、他者の主観的経験を自分ごととして「当事者化」することを目指す。
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