研究領域 | 極限宇宙の物理法則を創る-量子情報で拓く時空と物質の新しいパラダイム |
研究課題/領域番号 |
24H00963
|
研究種目 |
学術変革領域研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田中 貴浩 京都大学, 理学研究科, 教授 (40281117)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 宇宙物理 / 赤外発散 / インフレーション / ホーキング放射 / 場の量子論 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、宇宙論的摂動論における赤外発散の除去可能性の議論を発展させる。断熱モードに関する赤外発散の問題は一般相対論の範疇では解決されるが、拡張重力理論にこの議論を拡張することにより、宇宙論も出るとして適切なモデルの選別を行う。また、ブラックホール蒸発における場の相互作用の効果についても調べる。特にエネルギー運動量テンソルのホライズン近傍での振る舞いにについて明らかにする。 これらの二つの課題に取り組むことにより、「曲がった時空の場の理論における、赤外発散の寄与に着目することで重要な物理に対する示唆を見出すこと」を目指す。
|