研究領域 | デジタル化による高度精密有機合成の新展開 |
研究課題/領域番号 |
24H01061
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岩崎 孝紀 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50550125)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2024年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 水素化反応 / 触媒 / 化学選択性 / カルボニル化合物 |
研究開始時の研究の概要 |
カルボニル化合物は天然物から合成化合物に幅広く含まれる重要な化合物群であり、その反応性はカルボニル炭素に結合する二つの官能基によって大きく異なる。申請者は、カルボニル化合物の中で最も反応性に劣るウレアを独自の触媒によりホルムアミドとアミンへと水素化分解できることを明らかにした。本触媒系ではエステルやアミドが共存してもウレア選択的に反応が進行する。 本研究ではこの化学選択性の発現メカニズムに着目し、エステルなどのより反応性の高いカルボニル化合物共存下でアミドやウレタン選択的に水素化分解する手法の開発を目指す。反応機構研究によりカルボニル化合物の反応性の逆転のための触媒設計原理を確立する。
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