ポリマー相分離液滴による人工ベシクルの出芽誘起と操作技術開発

• 研究領域: 生物を陵駕する無細胞分子システムのボトムアップ構築学
• 研究課題/領域番号: 24H01141
• 研究種目: 学術変革領域研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
• 研究機関: 島根大学
• 研究代表者: 森本 展行 島根大学, 学術研究院機能強化推進学系, 教授 (00313263)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円); 2025年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2024年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
• キーワード: 液ー液相分離 / 細胞サイズリポソーム / スルホベタインポリマー

研究開始時の研究の概要

超越分子システム構築に向けた細胞サイズリポソーム(GUV)の利用には、ナノ反応場としての微小空間に加え、膜流動性を操り反応物の分離・精製や二次反応に向けた多くのGUV操作が必要である。本研究では、 GUV二分子膜表面で物質内包を伴う液-液相分離(LLPS)液滴を形成、この液滴を二分子膜で包みベシクル出芽として取り出すとともに、出芽ベシクルの分離・融合操作技術の開発を行い、ナノ反応制御システムへの応用を目指す。