研究領域 | 競合的コミュニケーションから迫る多細胞生命システムの自律性 |
研究課題/領域番号 |
24H01387
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
木村 健二 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 講師 (40644505)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2024年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 細胞質流動 / 配偶子形成 / 生殖細胞 / アクトミオシン / 線虫 |
研究開始時の研究の概要 |
多くの動物種における配偶子形成では、生殖細胞の集団から一部のみが生き残るという生存競争がみられる。生殖細胞の集団は細胞間橋を介して細胞質を共有しており、一部の生殖細胞が大量の細胞質を獲得して卵母細胞へと成長し、残りの細胞は縮小して排除される。この生殖細胞間における細胞質の競合的獲得を介した生死の運命決定には未だ不明な点が多い。本研究では、配偶子形成を継時観察できる線虫の利点を活かし、生殖細胞間で細胞質の獲得能力に差が生じるしくみを解明することで、成長する細胞と排除される細胞の生存競争バランスを決めるシステムを解明する。このようにして本研究は、細胞集団の運命選別機構の理解を進める。
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