研究領域 | 競合的コミュニケーションから迫る多細胞生命システムの自律性 |
研究課題/領域番号 |
24H01389
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
柴田 峻 東北大学, 医学系研究科, 助教 (40885670)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
2024年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 着床 / 母子間相互作用 / 胎盤発生 / オルガノイド |
研究開始時の研究の概要 |
子宮に着床したヒト胚は、母体内に深く浸潤する特徴を示す。胎盤(栄養膜細胞)は、浸潤の最前線となり、母体からの栄養供給やガス交換を担う。この胎盤の発生過程では、子宮内膜上皮バリアの排除や胎盤細胞の母体空間内での拡大、細胞融合が起き、胚-母体間での競合的コミュニケーションの存在が示唆される。独自の着床モデルを用い、胚による子宮内膜上皮の排除、浸潤の最前線である合胞体栄養膜細胞との細胞競合・細胞融合、さらには胎盤細胞内の異数性細胞の排除機構について解析し、妊娠成立に決定的な影響を及ぼす分子実体について、『母子間の競合的細胞コミュニケーション』という視座から再定義する。
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