研究領域 | 競合的コミュニケーションから迫る多細胞生命システムの自律性 |
研究課題/領域番号 |
24H01413
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
池田 達郎 基礎生物学研究所, 生殖細胞研究部門, 特任助教 (60803963)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2024年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | マウス / 生殖細胞 / クローン動態 / バーコード |
研究開始時の研究の概要 |
マウス生殖細胞の発生過程において、始原生殖細胞(PGCs)は不均一に子孫細胞(クローン)を増殖し、一部のPGCsがより多数の配偶子・次世代に寄与することがわかってきた。しかし、クローンの勝敗を決める要因は不明である。本研究では発生中のPGCsを多様なDNAバーコードで標識したのち、胚内の個々の細胞バーコードを顕微鏡で測定する技術を開発する。これにより胚内の3次元クローン分布、および遺伝子発現の関係性を検証する。多数の次世代に至るwinnerクローンとそうでないloserクローンが決定されるしくみを推定し、生殖細胞のクローン競合現象が発生と遺伝に与える自律効果の更なる理解をめざす。
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