研究領域 | ジオラマ環境で覚醒する原生知能を定式化する細胞行動力学 |
研究課題/領域番号 |
24H01459
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
野村 真未 山形大学, 理学部, 助教 (40770342)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 有殻アメーバ / 被殻構築 / 行動 / 柔軟性 |
研究開始時の研究の概要 |
目や手、脳のない原生生物の有殻アメーバは細胞外の鋳型のない空間に、仮足を使って卵型の被殻を構築するが、その原理は分かっていない。本研究は2種類の有殻アメーバをそれぞれジオラマ環境下におき、観察することで、被殻構築行動原理を明らかにする。①被殻のパーツを細胞内で自作するポーリネラにおいて、マイクロマニピュレーターを用いて被殻のパーツの配列を乱すもしくは剥奪した後の有殻アメーバの行動と細胞骨格の挙動を解析し、被殻構築プロセスの柔軟性に着目して議論を行う。②環境中から被殻のパーツを拾い集めるツボカムリ類において、環境中のパーツ材料が被殻にどの様に取り込まれているのかを電子顕微鏡により明らかにする。
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