研究領域 | ジオラマ環境で覚醒する原生知能を定式化する細胞行動力学 |
研究課題/領域番号 |
24H01471
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
武内 秀憲 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任助教 (10710254)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 花粉管細胞 / 先端成長 / 受容体シグナリング / ライブイメージング |
研究開始時の研究の概要 |
被子植物は、雌しべという有性生殖のための“ジオラマ環境”を構築することで、同種同士での受精を確実にしている。一方で、オスの細胞「花粉管」は雌しべに存在するシグナルに応じて伸長のスピードや方向(誘引)といった挙動を調節する“原生知能”を有する。本研究では、我々が花粉管の挙動を規定する分子として見出した多数のセンサー(複数のサブファミリーからなる受容体群)に着目し、分子群の駆動と雌しべによる調節の原理を研究する。人工的な雌しべジオラマ環境の再構築、花粉管のセンサーの改変による知能の操作、挙動のライブイメージング解析などにより、花粉管細胞の知能が覚醒される仕組みを構成的に解析し、定式化を目指す。
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