研究領域 | ジオラマ環境で覚醒する原生知能を定式化する細胞行動力学 |
研究課題/領域番号 |
24H01494
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
高松 敦子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20322670)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | ジオラマ行動力学 / 真正粘菌 / 原始的な知 / ネットワーク / 振動 |
研究開始時の研究の概要 |
粘菌」が持つ原始的な知のメカニズムを明らかにすることを目指す。モデル生物である真正粘菌変形体は、多核の単細胞生物である。構成が単純であるにも関わらず、迷路を解くなど、原始的ではあるが「知」といって良いように見える現象が次々発見されている。粘菌の学習メカニズムについては、振動子系、力学系に見立てた 数理的立場からの仮説や、細胞の分子メカニズムによる仮説などが提案されているが、多様な入力刺激に対して統一的に説明する仮説はない。本研究では、学習のメカニズムはとして、粘菌が形成する輸送管ネットワーク構造に着目する。粘菌の学習過程でつくられる輸送管ネットワーク構造の変化を定量解析しその機構を探る。
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