研究領域 | クオリア構造学:主観的意識体験を科学的客観性へと橋渡しする超分野融合領域の創成 |
研究課題/領域番号 |
24H01540
|
研究種目 |
学術変革領域研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2024年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
|
キーワード | クオリア / アウェアネス / 質感 / 知覚 |
研究開始時の研究の概要 |
私たちは眼と耳を通して外界の物体や出来事を認識するだけでなく,映像や音そのもがもつ複雑で豊潤な印象や質感を体験します.本研究では,この「曰く言い難い」印象や質感がクオリア問題を解く重要な鍵であるとみなし,単なる赤い丸のような人工刺激ではなく現実世界の複雑なテクスチャ状の画像や音声を直接に用いて,質感のクオリアを支えている神経表現とその構造を大規模知覚データと計算モデルに基づき解析するとともに,意識下の神経表現がいつどのようにクオリアを伴う意識的気づきに達するかを種々の錯視を駆使した心理物理学実験と脳波デコーディングにより解明することを目指します.
|