研究領域 | クオリア構造学:主観的意識体験を科学的客観性へと橋渡しする超分野融合領域の創成 |
研究課題/領域番号 |
24H01558
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
渥美 剛史 杏林大学, 医学部, 助教 (90781005)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 感覚過敏 / MRI / TMS / マウスモデル |
研究開始時の研究の概要 |
自閉スペクトラム症(ASD)の多感覚における感覚過敏が、脳内抑制性の低下に起因すると指摘されてきている。しかし抑制性低下は、神経の高いノイズ応答(S/N比の低下)を招く。通常はノイズにまみれてしまう感覚信号がなぜ鋭敏に、苦痛を伴って意識に上るのか、合理的な説明はまだ無い。本研究では、定型発達者への神経可塑性操作により、ASDにおける感覚処理様式の再現を試みる。さらに、モデル動物での侵襲的な解析を踏まえ、ASDのS/N比調整特性が定型発達と異なるクオリア構造と感覚体験を生じることを明らかにする。
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