研究領域 | クオリア構造学:主観的意識体験を科学的客観性へと橋渡しする超分野融合領域の創成 |
研究課題/領域番号 |
24H01560
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
岡ノ谷 一夫 帝京大学, 先端総合研究機構, 教授 (30211121)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2024年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 社会的相互作用 / ジュウシマツ / 統合クオリア / ミスマッチ陰性電位 / オペラント |
研究開始時の研究の概要 |
社会的関係の中で、他個体に関して構成された個別感覚を超越した志向性を「統合クオリア」と定義する。統合クオリアの起源と性質を解明するため、複数家族が群れを作る歌鳥、ジュウシマツを対象とした研究を行う。社会的動物では、声や姿は相互作用と統合を経て、統合クオリアを創発している。本研究の目的は、実世界、脳表象、主観世界の3者の関係性構造を計測し、統合クオリアの性質を知ることにある。ジュウシマツ集団では多様な個体間関係が生ずることを利用し、その関係性を脳活動における神経表象の類似度と異同弁別における主観表象の類似度から得られたクオリア構造と比較する。統合クオリアの発現過程は記号創発の第一歩となろう。
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