研究領域 | クオリア構造学:主観的意識体験を科学的客観性へと橋渡しする超分野融合領域の創成 |
研究課題/領域番号 |
24H01566
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
小澤 正直 中部大学, AI数理データサイエンスセンター, 特任教授 (40126313)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2024年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 質問順序効果 / 量子インストルメント理論 / 量子認知 / 測定理論 / クオリア構造 |
研究開始時の研究の概要 |
世論調査などで、質問の順序を変えると回答の分布が変化する質問順序効果が知られている。その解明は調査の信頼性を担保するために重要な課題であるが、従来の統計的手法では説明が困難とされている。近年、量子測定理論における射影測定を適用した量子モデルによって説明に成功したと発表されたが、最初と同じ質問を後で繰り返した場合に同じ回答が得られるという回答再現効果と両立しないという問題点が指摘されている。 本研究では、完全に一般的な量子測定を扱う量子インストルメント理論に基づいて、質問順序効果を研究し、フレキシブルなモデル構成の枠組みを構築し、意識状態の観測理論構築を目指す。
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