研究領域 | 日本列島域における先史人類史の統合生物考古学的研究ー令和の考古学改新ー |
研究課題/領域番号 |
24H01577
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
石丸 恵利子 広島大学, 総合博物館, 研究員 (50510286)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 動物遺存体 / 同位体 / 資源利用 / 産地同定 / 交流域 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、動物遺存体に残された同位体比からそれぞれの資源の産地を推定し、魚類・哺乳類・貝類を獲得した狩猟採集域(生業圏)や資源を運んだ交易圏、動物飼養の有無などを読み解き、狩猟採集から農耕社会への生業の動態の解明に取り組む。また、分析値はヒトの食環境を地域的・時代的に比較するための動物遺存体の同位体比データベースとしても役立て、動物資源利用に関わるヒトの動きや文化圏を多角的に考察することを目指すものである。特に、日本海側や太平洋側に位置する縄文・弥生期の遺跡に注目し、出土した魚類、哺乳類、貝類の多元素同位体分析を通して、動物資源利用の変遷や地域性の実態の解明に取り組む。
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