研究領域 | 尊厳学の確立:尊厳概念に基づく社会統合の学際的パラダイムの構築に向けて |
研究課題/領域番号 |
24H01594
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
福井 栄二郎 島根大学, 学術研究院人文社会科学系, 准教授 (10533284)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 尊厳 / 人格 / オセアニア / ヴァヌアツ / 文化人類学 |
研究開始時の研究の概要 |
「人間」「尊厳」といった用語は西洋を中心に彫琢されてきた。現在の人権概念に端的に示されているとおり、それは個々の人間に生得的に付与されると考えられている。文化人類学ではこの「個人 individual」概念を常に相対化してきた。オセアニア地域では、それは「分人 dividual」として論じられることもしばしばであった。ではこのオセアニア的人格は、いかに尊厳を保ち、あるいは毀損され得るのか。本研究では、具体的な現地調査を踏まえ、オセアニア的な人格の尊厳を考察する。
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