研究領域 | 1000テスラ超強磁場による化学的カタストロフィー :非摂動磁場による化学結合の科学 |
研究課題/領域番号 |
24H01605
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
今城 周作 東京大学, 物性研究所, 特任助教 (30825352)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 超強磁場 / Pomeranchuk効果 / 分子性導体 / ヘリウム3 / 金属絶縁体転移 |
研究開始時の研究の概要 |
ヘリウム3(3He)は核スピン1/2のフェルミ粒子であるため常圧でフェルミ液体、圧力下で常磁性固体となるため、ある圧力では温度を上げると液体から固体になるという奇妙な転移を示し、Pomeranchuk効果と呼ばれている。Pomeranchuk効果の制御や3Heの強磁場新奇相探索は非常に興味深いが、その磁場応答の検出には1000テスラ級の超強磁場が必要と予想される。3Heは非常に貴重で高価な元素であるため超強磁場実験は非現実的であり、本研究ではPomeranchuk効果を示す特異な固体中電子を用い、Pomeranchuk効果の超強磁場応答を検証する。また、その相転移を用いた応用について検討する。
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