研究領域 | 1000テスラ超強磁場による化学的カタストロフィー :非摂動磁場による化学結合の科学 |
研究課題/領域番号 |
24H01612
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
牧島 一夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (20126163)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | マグネター / 超強磁場とその減衰 / X線観測 / 剛体の自由歳差運動 / パルス位相変調 |
研究開始時の研究の概要 |
マグネターと呼ばれる数十例の中性子星は、10の10乗テスラという超強磁場をもつ。さらにマグネターの内部には、この100倍にも達する、トロイダル状の磁場が潜む可能性が示唆されていたが、この磁場は星の外に顔を出さないため、観測的な推定は困難を極めた。私は2014年、そのような超強磁場は星の形をわずかに歪める結果、星の自転にふらつきが生じることを発見し、内部磁場の測定を可能にした。本研究では、この新発見を強化し、約10例のマグネターの内部磁場を、一網打尽に推定する。さらにその結果を、それら天体の双極子磁場(これは既知)と比較することで、内部磁場と双極子磁場のどちらがより速く減衰するかを推定する。
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