研究領域 | 1000テスラ超強磁場による化学的カタストロフィー :非摂動磁場による化学結合の科学 |
研究課題/領域番号 |
24H01621
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中埜 彰俊 名古屋大学, 理学研究科, 助教 (50842613)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 熱電半金属 / 遷移金属カルコゲナイド / 擬一次元 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、申請者が近年発見した半金属熱電物質Ta2PdSe6が低温で示す巨大な熱電応答の起源を強磁場実験により明らかにすることを目的とする。また、Biに代表される半金属においては巨大な磁気ゼーベック効果やネルンスト効果が観測されてきたことから、高移動度半金属Ta2PdSe6においても強磁場下での巨大熱電応答を探索する。理論的にTa2PdSe6は電子系に励起子絶縁体不安定性が内在することが示唆され、実験的にもその揺らぎが複数のプローブで観測されている。この揺らぎを磁場によって制御することで磁場誘起での電子相転移を目指す。
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