交替磁性揺らぎによる超伝導発現の実証

• 研究領域: アシンメトリが彩る量子物質の可視化・設計・創出
• 研究課題/領域番号: 24H01654
• 研究種目: 学術変革領域研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
• 研究機関: 東京工業大学
• 研究代表者: 打田 正輝 東京工業大学, 理学院, 准教授 (50721726)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 薄膜 / 超伝導 / 交替磁性

研究開始時の研究の概要

強磁性・反強磁性とは異なる磁性相として、交替磁性の概念が注目を集め始めている。本研究では、交替磁性を示すとされるRuO2に着目し、薄膜特有の巨大な歪みによって二種類のRuサイトの非対称性を制御する。この非対称性に対する超伝導相の系統的な変化を明らかにすることで、交替磁性揺らぎによる超伝導の発現を検証する。