研究領域 | 冬眠生物学2.0:能動的低代謝の制御・適応機構の理解 |
研究課題/領域番号 |
24H02015
|
研究種目 |
学術変革領域研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
|
研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
村上 光 静岡県立大学, 薬学部, 助教 (50963518)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2024年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
|
キーワード | 1細胞熱保持 / 1細胞熱産生 / 細胞膜脂質 |
研究開始時の研究の概要 |
冬眠動物に代表される異温動物は、栄養飢餓や低温曝露に対し体温を可逆的に低下させて生き延びる能力を有している(異温性)。従来、異温性のメカニズムは主に動物個体レベルで研究されてきたが、近年では異温動物の細胞生来的な低温耐性も注目されつつある。 これまでに研究代表者は個々の細胞が熱を産生し保持する能力を「細胞熱特性」と捉え、その分子実体の解明に取り組んできた。そこで、本研究では「異温動物細胞の低温耐性は特異な細胞熱特性により賦与される」との仮説の実証を1細胞温度計測・操作技術を駆使して試みるのみならず、当該特性に関与する遺伝子群の網羅的同定により、異温性の分子機序解明に向けた新知見の提示を狙う。
|