研究領域 | 冬眠生物学2.0:能動的低代謝の制御・適応機構の理解 |
研究課題/領域番号 |
24H02017
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
笠松 真吾 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (80738807)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2024年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 超硫黄分子 / レドックスシグナル / ゴールデンハムスター |
研究開始時の研究の概要 |
ゴールデンハムスターは、代謝・熱産生を抑制し、積極的に低体温状態となることで厳しい寒冷環境を乗り切ることが可能である。しかし、この冬眠を可能とする生体状態の実体とその達成機構は不明な点が多い。
これまでに、ヒトやマウスなどの哺乳類のミトコンドリア型システイニルtRNA合成酵素により生成される超硫黄分子が、エネルギー産生の過程で酸素の代わりに利用されること(硫黄呼吸)を明らかにしてきた。しかし、ハムスターにおける超硫黄分子代謝の素過程と冬眠実現機構との関係は不明な点が多い。本研究では、超硫黄分子オミクス解析技術を駆使して、ハムスターの超硫黄分子の代謝動態と冬眠発動制御系との連関について解析を行う。
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