研究領域 | 動的な生殖ライフスパン:変動する生殖細胞の機能と次世代へのリスク |
研究課題/領域番号 |
24H02036
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金井 克晃 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30260326)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2024年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | セルトリバルブ / 精子幹細胞 / ニッチ / 精巣 / マウス |
研究開始時の研究の概要 |
申請者は、精巣の基部に存在する逆流防止弁セルトリバルブ(SV)において、ごく少数のSSCが安定して維持されていることを発見した(SVニッチ)。このSVニッチは、局所的に高いGDNF/FGFシグナル、低いRAシグナル状態が恒常的に維持されており、ショウジョウバエ精巣のように生殖幹細胞のためだけの特別な環境を維持している(’closed’ニッチ)。本研究では、哺乳類の精巣のSV領域の’closed’ニッチのSSCの特性、曲精細管の’open’ ニッチとの相互変換を検証し、次世代の生殖細胞の遺伝情報の維持と、加齢に伴う破綻リスクの回避におけるSVニッチの生物学的意義を明らかにする。
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