研究領域 | 光合成ユビキティ:あらゆる地球環境で光合成を可能とする超分子構造制御 |
研究課題/領域番号 |
24H02082
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
鹿内 利治 京都大学, 理学研究科, 教授 (70273852)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2024年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 葉緑体 / 光合成 / 光傷害 / シトクロムb6f複合体 / 光化学系Ⅰ |
研究開始時の研究の概要 |
シトクロムb6f複合体は、変動光下で光化学系Ⅰを光傷害から守る重要な役割を果たすが、ブレーキの強さは、光環境に合わせて最適化される必要がある。特に、被子植物では、光化学系Ⅰの下流に存在する電子の安全弁が失われており、このブレーキの重要性が増大している。本研究では、CRISPR-AIDの技術を導入することで、pH感受とブレーキの誘導に関与するRieskeサブユニットに、一連の変異を導入し、ブレーキの強さを微調節する残基を探索する。変異株を用いて、ブレーキの強さの最適化の生理的な重要性を示すと同時に、シトクロムb6f複合体の構造に対する影響を調べることで、ブレーキの強さを調節する分子機構を明らかにすることを目指す。
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