研究領域 | 元素ブロック高分子材料の創出 |
研究課題/領域番号 |
25102542
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
藤井 秀司 大阪工業大学, 工学部, 准教授 (70434785)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ドーパント / 導電性高分子 / 微粒子 / 吸着 / 生体適合性 / 分散体 / コロイド |
研究実績の概要 |
本研究では、硫酸基を有する高分子を機能性ドーパント(元素ブロック)として捉え、電荷中和剤としての機能に加え、コロイド分散安定化剤、構造・機能制御剤、有機・無機ハイブリッド化ビルディングブロックとしての機能を新たに導入し、機能性導電性高分子微粒子材料の合成に関する基本概念の構築を目的とする。平成26年度は、下記の通り「機能性ドーパントがドーピングされた導電性高分子微粒子の創出」および「導電性高分子微粒子の血管造影剤としての機能評価」について検討を行った。 平成25年度に合成した機能性高分子ドーパントの存在下でピロールの化学酸化重合を行うことで、ドーパントがドーピングされた導電性高分子微粒子の合成を行った。その結果、ドーパント由来の生体適合性、外部刺激応答性を生成導電性高分子微粒子に導入することに成功した。さらに、重合条件(ドーパントの分子構造・濃度等)が、生成粒子の構造・化学組成に与える影響を精査し、分散安定性に優れる導電性高分子微粒子の合成可能条件を明らかにした。 さらに、生体適合性高分子がドーピングされた導電性高分子微粒子の、血管造影剤としての機能評価を行った。その結果、生成導電性高分子は近赤外光(808 nm)を効率的に吸収することが明らかになり、光コヒーレンス造影剤として利用できることが明らかになった。さらに、マウスに対し導電性高分子微粒子の生理食塩水分散体を尾静脈注射し、光コヒーレンス画像の取得が可能であることを明らかにした。導電性高分子微粒子の血管造影剤としての機能評価は、連携研究者の小川美香子准教授(浜松医科大学)と連携して推進した。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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