研究領域 | 感覚と知能を備えた分子ロボットの創成 |
研究課題/領域番号 |
25104520
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
嶋田 直彦 東京工業大学, 生命理工学研究科, 助教 (10423972)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 分子ロボット / DNA鎖交換反応 / 分子ブースター / カチオン性高分子 / ウレイド基 |
研究実績の概要 |
多くの分子ロボットはDNAが主構成成分である。これはDNAが配列の多様性、相補性を有しているためである。しかし、現在のDNA分子ロボットの動作は非常に遅い。これはDNA分子ロボットの駆動力であるDNA鎖交換反応が非常に遅いためである。本研究はDNA分子ロボットの動作を速めるべく、DNA鎖交換反応をブーストする分子ブースターの開発を目的とした。前年度までにDNA鎖交換反応をブーストさせるための高分子設計を行った。本年度はこの分子ブースターの鎖交換反応をブーストさせる機構の解明を行った。ある程度のカチオン基と尿素基さらには、水溶性の高分子から成っているが必要であり、さらに塩濃度変化に応答して鎖交換反応速度が変化したことから、カチオン基のイオン的相互作用と尿素基の水素結合が鎖交換反応のブーストに大きく関与していることが示された。さらに、側鎖の水溶性高分子はDNAとの複合体形成において、水溶性を保っていることも鎖交換反応の高速化に重要であることも明らかとした。本研究では、一件の学術論文発表、および一件の学会発表を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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