研究領域 | 感覚と知能を備えた分子ロボットの創成 |
研究課題/領域番号 |
25104523
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
礒川 悌次郎 兵庫県立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70336832)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | スウォームネットワーク / 計算万能性 / ブラウン運動 / チューリング機械 / セルオートマトン / エージェントモデル |
研究実績の概要 |
平成26年度については,スウォームネットワークによる計算回路構築ならびに非同期セルオートマトンにおけるパターン形成問題に対して研究を展開した. 従来のスウォームネットワークでは,ネットワークを構成する各エージェントに一定方向に対して駆動力を発生させることが必要であったが,本研究ではその制限を撤廃し,各エージェントはブラウン運動に基づくランダムな移動を行うことができるものとした.前年度の研究においては,このネットワークを用いて信号伝達を行うことが可能となっている.今年度の研究においては,非同期論理回路の一つであるブラウン回路の各要素をスウォームネットワークにより模擬することが可能であることを示した.これにより,このスウォームネットワークも計算万能であることを証明することができた.本研究成果については,国際会議AFCAなどにおいて発表し,さらに定義などを厳密化した論文をNew Generation Computing誌に投稿し,掲載が決定している. また,非同期セルオートマトンにおけるパターン形成問題については,ブラウン運動により駆動されるセルオートマトンを対象とした.このセルオートマトンにおいて,セル空間上に配置されたパターンを自分自身により複製する,いわゆる自己複製を行う方法について提案した.パターンは円環状の構造を有しており,自分自身のパターン形状の検査・符号化・ならびに符号化された情報の復号化を行うことができる.また,複製パターン同士が衝突する際におこるデッドロック状態を回避することも可能である.本研究成果については,国際会議AFCAにおいて発表を行った.
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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