研究領域 | 免疫四次元空間ダイナミクス |
研究課題/領域番号 |
25111508
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
田中 芳彦 福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (00398083)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 免疫学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / 遺伝子 / 酵素 |
研究実績の概要 |
胸腺におけるT細胞の分化は、教育の「場」を構築する胸腺上皮細胞によって担われており、自己寛容とT細胞レパトア形成に必須の役割をしている。例えば、胸腺髄質上皮細胞は胸腺細胞の自己反応性T細胞の除去を担っており、組織特異的抗原の発現は核内因子Aireによって制御されている。しかしながら、胸腺髄質上皮細胞の形成過程において、Aireの発現にTRAF6やNF-κBの関与が報告されているが、その詳細なメカニズムについては明らかにされていない。Jmjd6はJmjCドメインを有するリジン水酸化核内酵素である。研究期間中にJmjd6欠損マウスの解析により、以下の成果を得た。 1)胸腺皮質上皮細胞の分化と形成におけるJmjd6の役割を明らかにするために、胎仔胸腺器官培養したJmjd6欠損ならびに野生型胸腺を、OT-II Tgマウスなどの腎臓皮膜下に移植することで、胸腺皮質上皮細胞によるポジティグセレクションにおけるJmjd6の役割を検証したところ、Jmjd6欠損はポジティグセレクションに影響を及ぼさないことを見いだした。 2)リジン水酸化酵素Jmjd6が制御するターゲット分子の網羅的解析、ならびにそのシグナル経路の解析を行った。その解析結果から、Jmjd6がいくつかの分子の発現を制御しており、胸腺上皮細胞の分化・形成に関与している可能性が示唆された。また、リジン水酸化酵素活性に依存したものか検証したところ、その重要性を見いだした。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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