研究領域 | 動く細胞と場のクロストークによる秩序の生成 |
研究課題/領域番号 |
25111710
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
鈴木 孝幸 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (40451629)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2014年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2013年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 定量発生生物学 / イメージング / 画像解析 / シミュレーション / 発生•分化 / 定量化 / モデル化 / 器官形成 |
研究実績の概要 |
平成26年度では前年度に引き続き、共焦点顕微鏡を用いた方法ではもはや解析出来ないマクロな器官全体の変形を解析する手法を構築した。この方法をまとめて論文を報告した(Morishita and Suzuki. 2014)。この方法では任意の細胞集団を多点でDiI/DiOという蛍光色素を用いてラベルを行い、この細胞集団の相対的な位置関係の変化をベイズ推定を用いて解析するためシミュレーションを行った。この結果cross-validationを用いてシミュレーションに用いなかった細胞集団の行き先を調べた結果、ほとんど誤差無く器官全体の肢芽内部の細胞集団のmate mapを作成出来ることが分かった。この結果は今回肢芽を用いて解析したが、今後は肢芽以外の器官の形態変化を解析するためにも用いることが出来る。次のこの方法を用いてニワトリ胚後肢の形態変化を定量的に解析した結果、肢芽は大きく分けて3つの特徴的な成長領域を持つことが分かった。さらに肢芽内部のどの領域がどれだけバイアスした方向に変形するのかというアニソトロピーの値を計算した結果、ステージに関係なく、肢芽全体の組織が遠近軸方向に沿ってバイアスしてストレッチをしていることが分かった。この結果はこれまで予想されていた様な肢芽の伸長はAER直下の間充織が増えて伸長して行く、のではなく肢芽全体の組織の細胞増殖と前後軸に沿った変形によって引き起こされる現象であることが分かった。シミュレーションを用いた解析の結果、細胞増殖よりも変形の特徴量の方が肢芽全体の形態形成に必要であることが分かった。さらにFGF, SHHのシグナル伝達阻害剤を用いた解析から、FGFは変形に、SHHは時期特異的な組織の成長に関与していることが分かった。これらをまとめて論文を報告した(Morishita et al., 2015)。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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