配分額 *注記 |
10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2014年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2013年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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研究実績の概要 |
初年度において、組織の成長と化学場の時間変動が遅いと仮定した場合に、化学場を介した空間認識の精度を最大にするための条件を微分幾何的に定式化することに成功した。この結果について論文を作成中である。この理論を時間と共に変化する化学場、かつ成長・変形する場へと一般化するために、扱う問題を解析可能な等価な問題へと変換することを行った。具体的には、組織変形動態の相対位置座標表記を定義することに成功した。この手法を脊椎動物の四肢発生の変形動態データに適用することで、相対座標の時間変化にある種の規則性を見出した。この結果について論文を作成中である。
また、上記の脊椎動物四肢の変形動態の定量解析に関して、専門誌に採択された。 Morishita, Kuroiwa, and Suzuki, "Quantitative analysis oftissue deformation dynamics reveals three characteristic growth modes and globally-aligned anisotropic tissue deformation during chick limb development", Development, 142: 1672-1683, 2015
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