研究領域 | シリア・中心体系による生体情報フローの制御 |
研究課題/領域番号 |
25113507
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
若林 憲一 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (80420248)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 鞭毛・繊毛 / レドックス / 走光性 / チオレドキシン / ダイニン / クラミドモナス |
研究実績の概要 |
本研究は、緑藻クラミドモナスの光行動の制御を行っていると考えられる、レドックス制御機構の分子レベルでの解明を目指したものである。 H26年度は、H25年度に行ったダイニンサブユニット型チオレドキシンLC3, LC5の機能解析の続きを行った。H25年度末に判明した、チオレドキシンアフィニティカラム法を用いて得られたLC3ターゲット候補タンパク質は、残念ながら非特異的吸着であることが判明した。研究室のその他のチオレドキシンカラム法実験の解析結果と合わせ、細胞内の可溶性画分に存在しないチオレドキシンには適用しにくい方法であることが示唆された。LC3, LC5ターゲットの捕獲は生体内で行うべきであることが判明したため、両タンパク質を欠いたミュータントの大規模スクリーニングを行ったところ、数万の候補株の中からLC3欠損株を得ることができた。現在、この株にチオレドキシン活性配列に変異を導入したLC3を発現させることで、生体内でLC3ターゲットタンパク質を捕獲する実験を進めている。 並行して、新たにレドックス感受性異常をもつクラミドモナスミュータントのスクリーニングを行った。その結果、通常酸化的だと正、還元的だと負の走光性を示すところ、「酸化還元状態に依らず正の株1種」「同、負の株1種」「(運動するにも関わらず)何があっても走光性を示さない株2種」という4つの株の単離に成功した。これらは鞭毛運動を制御するレドックス調節経路に異常をもつ可能性がある。現在、全ゲノムシーケンシングによる変異同定に先駆けた戻し交配を進めている。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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