研究領域 | シリア・中心体系による生体情報フローの制御 |
研究課題/領域番号 |
25113525
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
廣田 ゆき 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (00453548)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 多極性ニューロン / 脳室下帯 / ニューロン移動 |
研究実績の概要 |
哺乳類大脳皮質形成では、脳室付近で誕生したニューロンは長い距離をダイナミックに移動し、先に移動を終えたニューロンを通り越し浅層に配置される(“inside-out”様式)過程を経て層構造を形成する。多極性移動は、中心体と細胞骨格のダイナミックな変化を伴い、その後の円滑な移動を可能にする重要な移動様式であるが、その分子機構には不明な点が多い。本研究では大脳皮質層構造形成に重要な機能を果たす細胞外糖蛋白質であるリーリンに着目し、以下の解析を行った。 (1)発生期脳の各段階におけるリーリンおよびその受容体の分布と細胞内局在を調べ、リーリンおよびその受容体ApoER2が多極性細胞の蓄積する胎生期の脳室下帯下部に強発現することを明らかにした(Hirota et al., J. Comp. Neurol, 2015)。 (2)子宮内エレクトロポレーション法により、ApoER2のノックダウンを行い、リーリン/ApoER2シグナルが多極性細胞移動を制御することを明らかにした。 (3)ApoER2のノックダウンされた多極性細胞内における中心体配置を解析し、対照群に比べて中心体が脳表方向へとシフトしていることを見いだした。この結果は、多極性移動細胞には中心体の正確な細胞内配置が重要であることを示唆する。 これらの結果は多極性細胞という細胞遊走様式における中心体の新たな機能を示唆するものである。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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