公募研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
植物の細胞壁空間は細胞間シグナル伝達物質の受容と拡散の場として重要である。本研究課題ではシグナル伝達物質のモデルとして花粉管誘引因子を取り上げ、複数のシグナル因子による花粉管誘引のダイナミックな機能制御の理解を目指した。<1.長距離花粉管誘引因子の同定>新規に見いだされた長距離花粉管誘引という現象について、それを担う因子を同定した。この因子は花粉管を持つ植物に高度に保存されており、普遍的なガイダンス因子である可能性が示唆された。<2.短距離花粉管誘引因子LUREsが花粉管細胞壁に機能するための分子構造の解析>複数種由来のLUREsのアミノ酸配列比較とキメラタンパク質を用いたアッセイにより、LURE1の誘引に重要なドメインを発見した。また、LURE1タンパク質の立体構造の決定に向けてNMR解析を行い、一部のアミノ酸の帰属が完了した。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 3件) 図書 (4件)
Plant Signaling Behavior
巻: 0 号: 2 ページ: 0-0
10.4161/15592324.2014.989050
Plant Cell
巻: 26 ページ: 1069-1080
Functional Ecology
巻: 28 号: 2 ページ: 450-457
10.1111/1365-2435.12165
RSC Advances
巻: 3 号: 44 ページ: 22301-22307
10.1039/c3ra42804d