研究領域 | 高精細アプローチで迫る転写サイクル機構の統一的理解 |
研究課題/領域番号 |
25118511
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
横山 明彦 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10506710)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2014年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 転写 / 遺伝子発現 / クロマチン / ヒストン修飾 / ゲノム / 癌 / 発現制御 / 生体分子 / 内科 / 蛋白質 |
研究実績の概要 |
本研究は我々が以前に分離同定したAEP複合体が転写サイクルの様々な局面でどのような働きをしているのかを調べる。AEPはSuper Elongation Complexとも呼ばれ、主に転写の伸長に関わっていると考えられているがその実体は良く分っていない。平成26年度はAEPが転写サイクルの中で果たしている役割を調べるために(1)AEPのゲノムワイドな局在をChIP-seqにて同定する事、及び(2) AEPがクロマチン上で形成する複合体を同定する事に取り組んだ。(1)については15種類ほどのクロマチン結合因子、転写関連因子、ヒストン修飾のゲノムワイドな分布を明らかにした。これによってAEPが局在するクロマチン環境が明らかになった。(2)については、まずAEP構成因子の一つであるENLの複合体を精製したところ、いくつかの新しい結合因子が同定された。それらの因子はAEPが標的クロマチンを認識する上で重要な役割を果たしていると考えられた。そこでsh-RNAを用いてこれらの共作用因子をノックダウンしたところ、AEP依存性の転写が低下するものが見出された。今後これらの因子を詳細に解析することで、AEP依存性の転写のメカニズムを明らかにすることができると期待される。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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