公募研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
SMYD3はヒストンH4K5をメチル化修飾するヒストンメチルトランスフェラーゼである.本研究は,ヒトに変異表現型が近いマウスを用いて、ヒストンH4K5のメチル化修飾が造血分化制御にどのように関わっているのかを明らかにすることを目的としている。本年度は昨年度に引き続き,Smyd2ノックアウトマウス(Smyd2-/-マウス),Smyd3ノックアウトマウス(Smyd3-/-マウス)およびSmyd2とSmyd3のダブルノックアウトマウス(Smyd2-/-;Smyd3-/-マウス)を用いて造血系細胞の表現型解析を行った.具体的には,骨髄,脾臓,甲状腺から造血系細胞を採取しフローサイトメトリー法を用いてB-220、CD19、CD3、CD4、CD8、CD11b、Gr-1、CD41等の細胞表面マーカーの発現解析により前駆細胞をはじめとした造血系細胞の分化状況を調べた.その結果,Smyd2-/-,Smyd2-/-;Smyd3-/-マウスでは,造血前駆細胞,T細胞系列やB細胞系列に変化は見られなかったが,Smyd3-/-マウスについては,造血前駆細胞,T細胞系列やB細胞系列の頻度に変化が見られた.今後,これらの結果をもとに,SMYD2とSMYD3の造血分化制御に関わる分子メカニズムの解明を目指して本研究を継続していく.
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Biochimie
巻: 106 ページ: 68-74
PLos One
巻: 9(1)