研究領域 | 生物多様性を規範とする革新的材料技術 |
研究課題/領域番号 |
25120508
|
研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
植木 龍也 広島大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10274705)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 生物多様性 / 生体機能利用 / ホヤ / 微細構造 / タンパク質 / 糖タンパク質 / 金属イオン |
研究実績の概要 |
海産動物ホヤ類はセルロースを主成分とする被嚢で体の表面を保護している。同じ主成分をもつ一つながりの被嚢が接着と付着防止という二面的性質を兼ね備えている。本研究では金属濃度と付着防止の度合いの異なる4種のホヤを選び、それらの被嚢の性質を網羅的に比較解析し、接着物質・付着防止物質の単離同定、機能解析を行う。 平成26年度は、各々のホヤから被嚢を摘出し、被嚢の構造解析と生化学的解析を進めた。(1)入水孔と出水孔において特徴的なタンパク質の探索を行った。(2)被嚢の各部位における糖タンパク質の局在解析を行った。(3)被嚢の接着面における微細構造解析を行った。(4)入水孔と出水孔の表面および割断面の構造解析を行った。(5)接着突起の表面および割断面の構造解析を行った。 入水孔と出水孔とでは、その生化学的性質および表面構造に差があることが分かった。この表面構造は被嚢のその他の部分には認められず、付着防止と関係する可能性が高いと示唆された。接着に関与する突起構造は、7層の構造からなることが分かった。
|
現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|