研究領域 | 細胞シグナリング複合体によるシグナル検知・伝達・応答の構造的基礎 |
研究課題/領域番号 |
25121721
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田中 秀明 大阪大学, たんぱく質研究所, 准教授 (40346169)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ボルト / 自然免疫 / 脂質ラフト / X線結晶構造解析 |
研究実績の概要 |
Vault(ボルト)は、3種類のタンパク質(MVP、VPARP、TEP1)と1種類のRNA(vRNA)で構成される分子量約1000万の巨大な核酸-タンパク質複合体で、幅広い高等生物に存在する。我々が2009年に3.5A分解能で決定したボルトの全体構造からボルトが脂質ラフトに結合する可能性を示すことができた。したがって、本研究では脂質ラフト構成成分との複合体の立体構造を決定し、ボルトによる脂質ラフト認識機構の解明を目指した。また、より詳細な議論が出来るように、昆虫細胞で発現したMVPのみで構成されるボルト粒子(ボルト外殻)の全体構造の2.8A分解能以上での構造決定も目指した。コレステロールを含む様々な成分との共結晶化を試みたが、これまでに結合が確認された成分はない。高分解能での構造決定を目指した研究では、フレキシブルなMVP・N末端をロイシンジッパーで固定したLZ-ボルトを用いて結晶化を行い、SPring-8のビームラインBL44XUにて回折実験を行った結果、最高で2.8A分解能の反射を得ることに成功した。現在は、多くの結晶を用いて高分解能回折強度データの収集を行っている。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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