研究領域 | 細胞シグナリング複合体によるシグナル検知・伝達・応答の構造的基礎 |
研究課題/領域番号 |
25121745
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
武田 壮一 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (80332279)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | プロテアーゼ / 血栓 / 構造生物学 / X線結晶構造解析 / 蛋白質複合体 / 血液凝固 / シグナル伝達 / トロンビン |
研究実績の概要 |
止血血栓形成機構の破たんは心筋梗塞や脳梗塞につながる重篤な血栓症などを引き起こすため、その制御機構の理解は医学的に非常に重要な課題である。本研究では血栓形成・止血機構に関与するプロテアーゼとその阻害および調節機構を担うタンパク質群に焦点を当て、構造生物学的視点からプロテオリシスが関与するシグナル伝達機構を明らかにすることを目指す。 血液凝固第X因子(FX)やIX因子(FIX)は切断・活性化に伴い、補因子(第V因子および第VIII因子)との結合し複合体プロテアーゼを形成する。切断による活性化は酵素中心の活性化のみならず、複合体形成のインターフェースの形成を引き起こすと考えられているが、不活性型の立体構造が不明であるため、複合体形成のメカニズムは不明である。不活性型FXおよびFIXの構造解明のために、Glaドメインを欠失し、活性残基に変異(S195S)を入れた、FXおよびFXIをバキュロウィルス+Sf9細胞で発現し、精製、結晶化を行った。FXについては微結晶を得ることに成功し、現在結晶の改良を進めている。FIXについては糖鎖構造がヘテロになって発現することが判明したため、糖鎖修飾残基に変異を入れた試料の調製を行い、結晶化を進めている。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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