研究領域 | 血管ー神経ワイヤリングにおける相互依存性の成立機構 |
研究課題/領域番号 |
25122719
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
北舘 祐 基礎生物学研究所, 生殖細胞研究部門, 助教 (10455214)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 幹細胞 / 血管 / ニッチ / 精子形成 / 幹細胞ニッチ |
研究実績の概要 |
血管は精細管表面を網の目状に覆います。近年、血管が精子幹細胞の空間パターンを規定することが示され、血管が精子形成の連続性に関わることが予想されました。しかし、血管がどのように幹細胞や精子形成を制御するかは不明なままでした。
これまでに、精子幹細胞とそれを制御するニッチを明らかにするため、幹細胞が好んで存在する血管近傍の細胞群をレーザーマイクロダイセクションにより採取し、発現遺伝子をスクリーニングしてきました。さらに、同定された遺伝子の機能解析を通して、ニッチに当てはまる細胞を同定しました。この細胞は血管に沿って分布し、幹細胞の数を制御することが明らかとなりました。
精巣では、幹細胞とニッチ細胞が血管に沿って分布しますが、血管と幹細胞が直接的に相互作用することはありません。一方、他の組織の幹細胞は血管に沿って存在し、しばしば直接的に相互作用します。本研究を基盤にして、血管―ニッチ細胞―幹細胞の相互作用を比較し、相違点を明確にすることで、組織間に共通する幹細胞ニッチの基本原理を抽出できると考えられます。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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