研究領域 | 質感認知の脳神経メカニズムと高度質感情報処理技術の融合的研究 |
研究課題/領域番号 |
25135724
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
岩崎 慶 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (90379610)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | イメージベーストライティング / BRDF / 分割統治ベースレイトレーシング / 重要度サンプリング / 球面ガウス関数 / ボリュームレンダリング / 流体 / レンダリング |
研究実績の概要 |
本研究では,マルチスケールマテリアルの質感編集に関する研究を行った.マルチスケールマテリアルとしては,布,および炎や煙,雲といった関与媒体のレンダリングおよび外観編集を行う手法を提案した.また,レンダリングの基盤となるレイトレーシング法の高速化についても研究を行った.布の質感を効率的に表現するために,入射照明と反射特性の積に比例した確率密度関数を構築することで,重要度サンプリングを行う手法を提案した.また,炎や煙といった関与媒体をボリュームレンダリングする場合,ボリュームデータから色値へ変換する伝達関数が必要になる.所望の質感となるように伝達関数を調整することは難しい.そこで,本研究では,いくつかの制御点でユーザが色を指定することで,所望する質感となるような伝達関数を逆問題により解く手法を提案した.炎や煙の減衰係数や発光係数を,シグモイド関数と放射基底関数の線形和で表現し,各基底関数を用いて炎や煙での多重散乱光を計算しておくことで,ユーザの所望する外観となるような減衰係数および発光係数をインタラクティブに計算することが可能となった.また,煙の外観だけでなく,煙の形状についてもインタラクティブに変形することができる手法を提案した.
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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