研究領域 | 超セラミックス:分子が拓く無機材料のフロンティア |
研究課題/領域番号 |
25H01683
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅱ)
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
小林 文也 東京理科大学, 理学部第一部化学科, 講師 (90884205)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2025年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 水素結合型金属錯体 / プロトンダイナミクス / 電子物性 / プロトン共役電子移動 / ポリオキソメタレート |
研究開始時の研究の概要 |
「超セラミックス」の研究推進において、既存の枠組みに当てはまらない多様な物質群の確立と機能創出が求められている。本研究では、アニオン性セラミックスとの強い相関性が期待できる水素結合型金属錯体カチオンを用いた新たな超セラミックスの創成を目指す。特に、水素結合間のプロトン共役電子移動(PCET)を発現可能なイミダゾール系錯体カチオンを用いることによって、プロトンダイナミクスと電子移動がもたらす協奏的な動的電子物性を創出する。さらに、構造柔軟性の獲得や次元性制御を検討し、ヘテロ積層化に起因した極性場の発現やイオン輸送の整流作用などに関して評価することで、「水素結合型超セラミックスの科学」を展開する。
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