研究領域 | 行動変容を創発する脳ダイナミクスの解読と操作が拓く多元生物学 |
研究課題/領域番号 |
25H01754
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
宮田 麻理子 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (70281631)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2025年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 視床 / 島皮質 / 痛覚 |
研究開始時の研究の概要 |
末梢の侵害刺激がなくとも主観的「痛み」を感じることから、「痛覚」は中枢神経で生み出されていると言っても過言ではない。痛覚受容とストレス応答の中枢である島皮質後部から痛覚伝導路の終止点である痛覚視床核(PoT)への強いトップダウン入力を受けることが分かった。島皮質で統合された痛覚・ストレス情報が痛覚視床核PoTとループを作って、「痛み」を過剰に増幅させる可能性がある。本研究は、光遺伝学的侵害刺激と顔面運動・自律神経応答を組み合わせた痛覚身体応答指標を用いて、島皮質―PoTループの神経活動と痛覚身体応答をリアルタイムで評価・操作することで、主観的な「痛覚」への役割を明らかにする。
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