研究領域 | 力が制御する生体秩序の創発 |
研究課題/領域番号 |
25H01786
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
青木 佳南 大阪大学, 微生物病研究所, 特任助教(常勤) (70904738)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2025年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 細胞競合 / 細胞間張力 / 細胞間接着 / Wntモルフォゲンシグナル / 細胞骨格 |
研究開始時の研究の概要 |
組織において場に適合しない化学シグナル活性強度を持つ異常細胞が出現すると、隣接正常細胞がこれを感知し組織から取り除く。この現象は細胞競合と呼ばれ、組織の自律性を支える新たな生理的機構として近年注目されているが、隣接正常細胞がいかにして異常細胞とのシグナル強度の違いを感知し排除するかについては研究が進んでいない。本研究では、申請者が最近新たに見出した「化学シグナルの異常が細胞間張力を変動させることで細胞競合を起動する新規メカニズム」を基に、細胞間の物理的性質の差異に着目し、ゼブラフィッシュ胚とヒト腸オルガノイドを用いて、隣接細胞が異常細胞を感知し細胞競合を起動する普遍的なメカニズムを解析する。
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