研究領域 | 植物の挑戦的な繁殖適応戦略を駆動する両性花とその可塑性を支えるゲノム動態 |
研究課題/領域番号 |
25H01809
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
木全 祐資 東北大学, 生命科学研究科, 助教 (10893307)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2025年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 体軸形成 / 細胞極性 / ライブイメージング / 比較ゲノム / ゼニゴケ |
研究開始時の研究の概要 |
胚発生は植物が両性ゲノムを次世代に受け継ぐのに必須である。陸上植物では雌雄の因子が駆動する受精卵の非対称分裂が胚発生の基盤となるが、この仕組みがどのように進化したのかは明らかでない。代表者は基部陸上植物ゼニゴケで受精卵のライブイメージング系を確立したことで、受精卵の分裂機構が受精様式に連動して進化した可能性を見出した。そこで本研究では、まず受精卵の分裂動態を観察し、動物のように精子由来の中心体様構造が受精卵の分裂に寄与するか検証する。さらに、比較ゲノム解析から、ゲノムレベルでの制御因子の進化を探る。これらの知見から、受精様式の変遷と胚発生機構の進化を関連付ける雌雄協働原理を明らかにする。
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