研究領域 | 植物の挑戦的な繁殖適応戦略を駆動する両性花とその可塑性を支えるゲノム動態 |
研究課題/領域番号 |
25H01819
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
武内 秀憲 東京大学, 大学院総合文化研究科, 講師 (10710254)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2025年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 花粉管受精 / 進化ゲノミクス / 受容体キナーゼ / 先端成長 |
研究開始時の研究の概要 |
被子植物は、花粉管細胞の複数の挙動(伸長、誘引、破裂)をバランス調整する仕組みの獲得により、雌しべの奥深くにある卵細胞まで精細胞を直接送り届ける「花粉管受精」の戦略を進化させた。本研究では、この仕組みに深く関わる複数の受容体シグナリングと花粉管特異的な細胞質キナーゼ群に注目し、花粉管の挙動のバランス調整機構の理解を目指す。植物生殖生理学や遺伝学的再構成のアプローチと、種横断的な生物情報学のアプローチを相互に還元させながら研究を進め、30万種を超える被子植物が共通して用いる「花粉管受精の鍵分子モジュール」の機能発現と進化の原理理解を目指す。
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