研究領域 | 植物の挑戦的な繁殖適応戦略を駆動する両性花とその可塑性を支えるゲノム動態 |
研究課題/領域番号 |
25H01831
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
津田 勝利 名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 特任講師 (30756408)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
2025年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 花粉競争 / 野生イネ / 繁殖戦略 / ゲノム解析 |
研究開始時の研究の概要 |
他個体の雌蕊に到達する花粉数が限られる他殖性植物において、花粉競争は繁殖戦略上特に重要な現象である。野生イネは自殖/種子繁殖性のものから他殖/栄養繁殖性のものまで様々であり、花粉競争においても多様性が潜むと考えられる。本計画では、我々が他殖/栄養繁殖性の野生イネから発見した、自身の花粉伝達を促進する因子Sireに着目し、その分子実体と生殖過程における花粉伝達促進機構を解明するとともに、野生イネ集団内における同因子の分布を調査し、繁殖形質との関連を検証する。これまで未知であった花粉競争の分子機構の一端を解明し、遺伝子レベルでの多様性や選択圧の研究に向けた手がかりを得ることを目指す。
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