研究領域 | 生体防御における自己認識の「功」と「罪」 |
研究課題/領域番号 |
25H01855
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田中 都 名古屋大学, 環境医学研究所, 講師 (60622793)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2025年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | マクロファージ / 貪食 / 慢性炎症 / 炎症遷延化 |
研究開始時の研究の概要 |
我々の身体では,毎日数千億個の細胞が細胞死に陥り新たな細胞に置き換わるが,これらの死細胞は,通常,マクロファージ等の貪食細胞によって速やかに貪食・処理(クリアランス)され,炎症を惹起することはない。一方,加齢や糖尿病などで死細胞クリアランスに障害が生じると,残存した死細胞を起点とする炎症が慢性化することが指摘されている。しかしながら,死細胞クリアランス不全の詳細な分子機構や疾患モデルにおける意義に関しては不明な点が多い。本研究では,種々の疾患で重要性が指摘されている免疫センサーに着目し,死細胞クリアランス制御に焦点を当てた新たな炎症調節機構の解明に取り組む。
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