公募研究
学術変革領域研究(A)
臓器特異的自己免疫疾患である重症筋無力症が胸腺に関連して発症することは免疫の謎として古くから知られていた。我々は独自の知見からMG合併胸腺では自己反応性リンパ球がnmTECに発現する神経筋抗原に反応して、負の選択を受けないで胸腺から末梢免疫系に現れるという仮説を立てた。本研究ではこの仮説を検証し、胸腺における自己抗原提示の功罪が如何に生じるのかを明らかにする。