研究領域 | 生体防御における自己認識の「功」と「罪」 |
研究課題/領域番号 |
25H01872
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅲ)
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
新田 剛 東京理科大学, 研究推進機構生命医科学研究所, 教授 (30373343)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2025年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 胸腺 / T細胞 / TCR / 自己抗原 / 交叉反応 |
研究開始時の研究の概要 |
胸腺は多様な自己抗原を発現し、分化途上の自己反応性T細胞を負の選択によって取り除く。しかし、このしくみは完全ではなく、常に一部の自己反応性T細胞が末梢組織に流出し、自己免疫疾患の原因となる。なぜ、自己反応性T細胞の除去は不完全なのか? これまでの研究から、胸腺での自己抗原発現は厳密に調節されており、自己抗原が過剰に存在する条件では、交叉反応によって外来抗原反応性T細胞も除去されることが示唆された。すなわち、胸腺での自己抗原発現の調節機構は、免疫学的自己と非自己の境界を決定している可能性がある。本研究ではこの仮説を検証するため、外来抗原反応性T細胞と交叉反応する自己抗原ペプチドの同定をめざす。
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