研究領域 | マクロ沿岸海洋学:陸域から外洋におよぶ物質動態の統合的シミュレーション |
研究課題/領域番号 |
25H01898
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研究種目 |
学術変革領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅳ)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
漢那 直也 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (90849720)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2025年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 微量元素 / 大陸棚 / ベーリング海 / オホーツク海 |
研究開始時の研究の概要 |
オホーツク海は、豊かな水産資源に恵まれ世界有数の漁場として知られている。ベーリング海は、日本系サケの索餌海域として知られ、日本漁業との関わりが深い。これらの豊かな海を持続的に活用していくためには、基礎生産に関わる微量元素の供給プロセスを、陸・沿岸・海盆スケールで包括的に理解する必要がある。しかし複数の海域において、陸棚域-海盆域間の微量元素の移動過程とフラックス、基礎生産への影響を観測し、比較分析した例はない。本研究では、オホーツクとベーリング大陸棚における微量元素の化学的挙動を調べ、海盆域の基礎生産との繋がりを明らかにする。そして両海域の対比から、大陸棚を起点とした微量元素循環の特質に迫る。
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